講演会「キャッシュレス社会について」を開催しました。

公開講演会

キャッシュレス社会について

本日、講演会「キャッシュレス社会について」を開催しました。講師は、千葉県金融広報アドバイザーの竹元泰子さんです。41名の方がご参加いただきました。開会後、石井市長からお話もいただきました。

キャッシュレスに関しては君津市でも今後、スマホを使って税金納付ができたり、証明書発行もキャッシュレスでできるようになるとのことです。現在マイナンバーカードの発行も行っており、君津市でもデジタル化に向けて取り組んでいくとお話いただきました。

講演会では、次のようなお話がありました。

①キャッシュレスの現状と推進の経緯
②キャッシュレス決済の長所
③各種カードの違いと特徴
④スマホ決済
⑤マイナンバーカードとマイナポイント
⑥キャッシュレス決済の短所

今回の講演では、現金以外の手段での決済を「キャッシュレス」としてお話しいただきました。

講演会の概要

①②2019年ラグビーW杯の開催を皮切りに推進しているキャッシュレスは、現在の新型コロナウイルス感染予防における「新しい生活様式」においても買い物時の電子決済の利用として盛り込まれています。

③④各種カードとして、クレジットカード、プリペイドカード(前払い式で磁気型・IC型・サーバー型・国際ブランド付がある、一部資金移動型もある)、ポストペイ電子マネー(後払い式)、キャッシュカード、デビットカードがあり、それぞれの特徴を説明していただきました。

スマホ決済についても使い方の説明をしていただきました。

⑤マイナンバーカードについては、現在9月から来年3月末までマイナポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。通知カードからマイナンバーカードを申請し、発行されるまでの間、登録する決済業者を選ぶとよいとのことです。

選ぶ際のポイントは、よく使う決済手段の中から選ぶことで、例えばよく行くお店がどのキャッシュレスを受け入れているか調べる、今持っているカードは何かを確認することです。

カードが届き、市役所で本人確認を行ったのち、スマホアプリ(対応しているスマホ限定)かパソコン(カードリーダーが必要)、手続きスポット(市役所等)で「マイキーID」を設定します。このとき、決済業者の決済IDとセキュリティ番号を確認しておきましょう。また、ポイントの付与のタイミングは決済会社によって異なっているので確認しておきましょう。

⑥キャッシュレスの短所として、消費者としては、匿名性がない、使いすぎる傾向があるので自己管理が必要、原則払い戻しができない、不正利用が心配といったものが挙げられます。

キャッシュレスの決済サービスの選び方として、お持ちの携帯電話会社を軸に関連会社で選ぶという方法も紹介していただきました。

*今回の記録や参加者からの感想は、広報紙「知り隊ニュース」であらためてお知らせいたします。