小糸公民館と共催で公開講座を開催しました。

講師の大塚先生より基調講義において、君津市財政の実情と課題をお話しいただきました。将来世代の負担を大きくする要因として、①借金、②大規模な施設、③独自の行政サービスがあります。将来の能力を超える負担を残さない財政運営（健全な財政）が行われなければなりません。

この講義を踏まえながら、今回のメインであります、公共施設再編シミュレーションゲームを行いました。短い時間のなかで課題を乗り越えるために施設の廃止、新設、複合化を対話を通じて選択していきます。

シミュレーションという架空の町ではありますが、子どものいない地区や、施設の偏りが生まれるなど、グループの選択の結果は様々でした。果たしてその町の魅力は？お金だけの物差しでは測れない施設固有の役割は？正解のない問題だからこそ、たくさん悩み考える時間となりました。

講座の最後は、平成29年度に参加した君津市バランスシート探検隊の報告を各隊員から行いました。こちらは君津市のリアルな公共施設の現状と課題です。

本日ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。