小糸公民館で公開講演会を開催しました。

公開講演会

令和5年8月20日、財政公開講演会を小糸公民館で開催しました。

「私たちの暮らしの今のこれからを考えよう」
〜君津市のふところ具合は?〜

講師:大塚成男先生

「財政と暮らしはつながっている」と、市役所の仕事と、私たちの納めている税金がどのように使われているのか、その仕組みをわかりやすく解説していただきました。そして、最新の公開データ(R3年度決算、R5から年度予算)から、市の財政状況をお話ししていただきました。

大塚先生の講義から

君津市の財政に余裕は無く、将来に向けた新たな取り組みをするためには、既存の事業の見直しを行い、余力を作り出す必要がある。⇒「ビルド&スクラップ」

「あれもこれも」ではなく、「あれかこれか」を考えていかなければならない。市民自身が君津市の財政に関心を持ち、「あれかこれか」についての意見を発信していかなければならない。

「あれかこれか」のシミュレーションゲーム

後半は、「あれかこれか」のシミュレーションゲームをやってみました。『R5年度の予算の概要』から身近な9事業を選び、事業カードを作成。6・7人のグループに分かれた参加者の皆さんに、その9事業から6事業を選んでいただきました。

その際にも、個人で選んだものと、その後グループで話し合って選んだものとを記録していただき、その違いも分析させていただきました。

市民が声をあげるにも学びが必要です。また、事業を理解するための分かりやすい情報提供も必要だと感じました。

参加者の感想

いろいろな方の話を参考にして市運営を見ていきたい。

厳しいのはわかったが、自前の財源でやってる事はすごいと思う。

みなさんで具体的に話し合い「あれか、これか」について自分の問題としてとらえられるようになりました。