2020年7月 活動報告

活動報告

本日、定例学習会。

・広報紙「知り隊ニュースNo.14」が発行されました。

・2月から延期になっていた「キャッシュレスに関する講演会」(講師:千葉県金融広報アドバイザー)の日程が決定。9月27日(日)14時から小糸公民館講堂にて開催予定(コロナ対策のため事前申し込み制)

・君津市の動向として、①(仮称)未来につなぐ君津市総合計画の策定に向けて、②君津市在宅医療・介護連携推進協議会、それぞれの動きについて情報提供と意見交換を行いました。

・大塚先生よりミニ講義「地方交付税交付団体・不交付団体について」

不交付団体とは、国からの地方交付税がなくても財政的に自分で賄える団体を指します。平成30年度の千葉県では、市川市、成田市、市原市、浦安市、印西市、袖ケ浦市、君津市の7市。これらの団体は財政力指数が1以上の自治体となります。

*財政力指数=基準財政収入額/基準財政需要額

*基準財政収入額:地方税の75%と譲与税(消費税)

*基準財政需要額:実際の歳出額ではなく面積、人口、学校数等全国同一の基準で積算

君津市(指数1.02)と南房総市(0.32)と浦安市(1.52)について財政力指数、交付税、基準財政需要額、歳出額をそれぞれ比較して見えてきたこととして、財政力指数が1に近い団体が実は一番苦しいということでした。基準財政需要額と実際に歳出額の差によって財政的な余裕が生じ、独自政策をうつことができますが、それを維持すると経常収支比率が引き上がり、自由に使えるお金も少なくなってきます。今後、収入の大幅な増加が見込めない中で、今あるものをどう使うかが重要になってきます。

平成17年から19年にかけて君津市も非常に高い財政力指数でしたが、今後はその意識を変えていかなければなりません。

総合計画の策定においても、現実離れしない身の丈にあった計画を作っていく必要があると解説していただきました。

・次回定例会議は8月25日(火)10時から小糸公民館講義室で行います。見学自由ですが、コロナ対策のため事前に検温と体調確認をしマスク着用でお越しください。