2020年8月 活動報告

活動報告

本日、定例学習会。

①公共施設の再配置等に係る方針の策定について

君津市公共施設マネジメント課の職員より、先日全員協議会で報告のあった、方針について説明していただきました。

公共施設再配置方針については、君津まちづくりプロジェクトの提案書に沿って定めています。この方針に沿って公共施設を客観的に評価していくことになりますが、評価を行うにあたり、1次評価では定量的に、ハード面(品質)とソフト面(供給・財務)で評価(継続使用、改修等、複合化等、廃止)をしていき、2次評価では定性的に評価を行なっていくとのことです。

大塚先生からは、1次評価の難しさについて指摘がありました。施設を残すために線引きをするのではなく、客観的な評価が重要。結果だけでなくプロセスも市民に出していき意見を求めていくも大事とのことでした。残したい施設があるのであれば2次評価で扱うべきと助言していただきました。

②令和元年度君津市一般会計・特別会計決算の概要について

大塚先生より解説していただきました。

令和元年度は歳入歳出ともに過去最高(平成13年決算からの比較)となっている。これは歳入において、地方特例交付金とふるさと納税が増加していることによるもので、台風災害の関係のため入ってくるのは一時的なもの。これに対して、歳出が、災害対策や復興対策などで一時的なものであればよいが、継続的なものに使っている場合には注意が必要。

経常収支比率は91.6%で全国平均よりは低いものの90%を超えていること自体はやはり問題(自由に使えるお金が8%しかないということ)

特別会計について、国民健康保険の規模は縮小傾向にあるものの、介護保険や後期高齢者の規模が増えており、高齢者の負担が増えてきている傾向にある(さらに今後も続いていく)。

③君津市の動向について

各会員から、君津市ふるさと納税について、君津市国土強靭化地域計画、コンビニ交付サービスにかかる費用についてそれぞれ報告がありました。

・ふるさと納税については、昨年度50,160件6億1014万3881円の寄付があった。そのうち災害支援には8584万4千円を使用。

・君津市国土強靭化地域計画については、現在策定準備が進められ、総合計画にも盛り込んでいくことになっている。ただし、整備にあたり財政面での心配がある

・コンビニ交付サービスについては、マイナンバーカードを使うことでコンビニで証明書を発行することができるもので、今後カードの普及とともに交付件数も増えていくことで、証明書1通あたりの経費も安くなっていく。

④自主事業について

9月27日(土)14時より、小糸公民館講堂にて、キャッシュレス講演会を予定。

定員は30名までとし、受付時には体温チェックをおこない、会場配置などを工夫しながらコロナ対策を講じていく予定。

次回定例学習会は9月23日(水)10時〜12時、小糸公民館講義室にて行います。

君津まちづくりプロジェクトの提案書はこちらからみられます。

君津まちづくりプロジェクトを開催しました! - 君津市公式ホームページ